びぃあらいぶ
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家族会・ろばの耳

ごあいさつ

この家族会のバトンを引き継いだ時、今までの先輩方のようにできるのか心配ばかりで、また自分自身また家族も安定していない状態でした。「心の病気」について私自身が理解出来てなかったと思います。このしんどさから逃れたいと思ったりもしましたが、家族会の活動、研修や交流会、そしてびぃあらいぶの行事に参加することで、人として生まれ、病気をもちながら生きていくこと、地域の中であたりまえに生き、そして働くこととは、これなんだということが解ってきました。

会員の皆さんそして私自身ももれなく高齢化の波がきています。自分の思うように心もからだも物事も進みませんが、皆さんの「それがいいよ」とか「こんなことしたい」とかご意見やご協力をいただきながらこれからも活動していきたいと思います。

家族会会長 昼田政子

家族会の思い

この会は絵本の「はだかの王様」というお話の中で、「王様の耳はロバの耳」と、みんなの前では言えないことようなことを吐き出してしまおう、という会です。 悩みの解決の方法は見つからなくても、話すだけでも肩の力が抜けたり、心がすっきりしたり、また、疑問も出てきたりします。また、びぃあらいぶのスタッフの方も参加する中で作業所でのようすから、解決の糸口につながったりします。そして家庭と作業所が同じ思いで接することができます。

サロンでは、ついつい自分の経験から意見が白熱するときもありますが、同じような事で悩んだり困ったりしているんだなと感じたりします。、「こんな時こういう方法もあるんだ。」と、今まで一人で悩んできたことを話すことで家族へのことばがけや関わり方が変わり、「そうだね」と共感したり「その方法でやってみようか」と前向きな自分にもなれたように感じています。

個人情報は互いに守りながら、考え合っていきましょう。共に活動をしてみたい方お待ちしています。

活動ブログ

年間の行事

・毎月第一木曜日のサロン ・総会 交流会 ・研修会 講演会 ・親睦会 ・レタワなどの作品作り ・びぃあらいぶの行事に参加 ・ふれあい福祉まつり など

家族会の生い立ち

・2002年

 ほっとはうすのばらが誕生してまもなく保護者会としてスタートしました。
 家族だけではなく、当事者も入って、自分の事を語る会でした。

・2003年

 11月30日「ろばの耳」という名前がつきました。
 当時の会長 平川雅一さんが、「はだかの王様」という童話から『ろばの耳』という名前はどうだろうか、と提案しました。
「誰にも言えない話、言いにくい話、相談事などみんなで穴を掘って言い合おう!相談事とスコップを持って来てください」。言いたいことが言い合える会にしたい という強い思いで『ろばの耳』に決定しました。』
 その後、会長もピアスタッフのお父さん、利用者の家族の方へと引き継がれ、現在私がバトンをもらって10年程になります。

・2011年

 「サロン」をスタートしました。毎月第一木曜日15:00~17;00 のばらでしていました。
 日頃悩んでいること、聞いてほしいことなど誰にでも言えないことを吐き出せる会にしたいと考えました。
 その中で、いろいろな制度を知っておくことも大切なことが分かりました。
 そこで労務士さんから年金について、病院のケースワーカーさんから障がいのサービスや障がい年金、作業所所長さんから家族への接し方や職員の接遇、そして、大学の先生から自立支援法の解説やグループホームについての勉強会をしました。
 また、薬の飲み方や効果などの相談もあり、時々薬剤師さんに来ていただいています。薬の働きや効果について、紙芝居でとても分かりやすく、何回も聞きたくなります。
 見学会と親睦会を始めました。
 サロンでの話の最後はいつも「親亡き後が心配」となり、具体的なものが見えないままで終わることもあります。
 「グループホームがあったらいいね」という声も多く出ました。
そこで、グループホームの見学、B型作業所、様々な取り組みをしているA型作業所など見学に行きました。
 障がいがあっても元気に働いている人たちの気持ちや事業所の思いを直接伺い、心強い部分と、不安な部分、それぞれ感じました。親睦会の中で、今、家族に私たちができること、今後も学んでいきたいことなどを出し合いました。

・2013年

 福山福祉まつりに家族会の品物として「栗の渋皮煮とレタワ」を売り出しました。
 ボランティアとして、のばらのお弁当作りや当日の会場の役割分担・各店舗の手伝いなどをしながら、仲間と一緒に笑顔で会話したり、真剣な表情で重い物を運んだり、家庭では見れない姿もあります。仲間と共に働いたり活動する中、で家族の良さや成長や変化が見えてきます。

・2020年

 びぃあらいぶの新社屋が完成し。見学ツアーをしました。
 各店舗の片付けと引越の荷物を運んだりする中で、新社屋の間取りや設備、壁紙など、これまでの皆さんの何回もの会議で出来上がった協力の賜物だと感じました。

 今後も、時々ボランティアなどで、レタワやマスクなど手作の会をしたいと思いますのでご協力をよろしくお願いいたします。

家族会会長 昼田政子

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